お揃いの靴下を履く

 

3年前は、お揃いやペアルックといったようなものを毛嫌いしていた。

そういうことをしている世のカップルと同じ土俵に立てる自信がなかったからなのだと思う。

分不相応だと。

誰に言われるよりも前に先手を打って自己判定を下していた。

だからそんなことしなくても幸せです、って言いたくて、あらゆるカップルらしいイベントを避けてきた。

 

 

3年経って、今の自分はそれを楽しもうとしている。

自分に自信が付いたのだろうか。

 

先日彼氏ができたのですが、

彼がね、靴下をくれたんです。

色違いで同じ柄を持っていて。

一緒に履いて出かけて、写真に撮って、とっても幸せな気持ちになりました。

 

 

元彼と別れて日が浅いこともあり、周りからは「チョロすぎる」と心配されている。

「寂しさを埋めるため」だなんて言っていた人もいるみたい。

 

しかし恋人選びには案外慎重な私である。

面食いが故の失敗を重ね、見る目を養い、「顔を妥協すれば最強の彼氏ができる」説を推奨してきた。

そんなところに現れた好きな顔の彼への警戒心は、それはもうただならなかった。

 

そういう、通過すべきチェックポイントを経て今に至るので、少々浮かれていても許してほしい。

 

加えて、調子付くと他のことも上手くいくのが私なので、最近は何もかもが絶好調である。

何と言ってもすこぶる肌の調子が良い。

 

この気持ちはずっと続くものではないから、今を存分に味わおうというそんな気持ち。